言霊とは何か : 古代日本人の信仰を読み解く

書誌事項

言霊とは何か : 古代日本人の信仰を読み解く

佐佐木隆著

(中公新書, 2230)

中央公論新社, 2013.8

タイトル別名

言霊とは何か : 古代日本人の信仰を読み解く

タイトル読み

コトダマ トワ ナニ カ : コダイ ニホンジン ノ シンコウ オ ヨミトク

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注記

参考文献: p233-235

内容説明・目次

内容説明

古代日本人は、ことばには不思議な霊威が宿ると信じ、それを「言霊」と呼んだ。この素朴な信仰の実像を求めて、『古事記』『日本書紀』『風土記』の神話や伝説、『万葉集』の歌など文献を丹念に渉猟。「言霊」が、どのような状況でいかなる威力を発揮するものだったのか、実例を挙げて具体的に検証していく。近世の国学者による理念的な言霊観が生み出した従来のイメージを覆し、古代日本人の信仰を描き出す。

目次

  • 序章 『万葉集』の「言霊」—言と霊と神と
  • 第1章 呪文の威力—神と人と
  • 第2章 国見・国讃め—支配者の資格
  • 第3章 国産み・死の起源—生と死の導入
  • 第4章 発言のし直し—状況の転換
  • 第5章 タブーと恥—一方的な発言
  • 第6章 偽りの夢合わせ—妻の発言
  • 第7章 名前へのこだわり—実体との対応
  • 終章 古代日本人の言霊—神のことばがもつ霊力

「BOOKデータベース」 より

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