親元暮らしという戦略 : アコーディオン・ファミリーの時代
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親元暮らしという戦略 : アコーディオン・ファミリーの時代
岩波書店, 2013.11
- タイトル別名
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The accordion family : boomerang kids, anxious parents, and the private toll of global competition
親元暮らしという戦略 : アコーディオンファミリーの時代
- タイトル読み
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オヤモトグラシ トイウ センリャク : アコーディオン・ファミリー ノ ジダイ
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注記
原著 (Boston : Beacon Press, 2012) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
成人した若者が安定した雇用に就くことができず、親元で暮らすことを余儀なくされる。長引く不況の中で、先進諸国で広がっているこの現象を、著者は「アコーディオン・ファミリー」と名付けた。アコーディオンのように、家族は蛇腹を広げて舞い戻ってきた子どもたちを受け入れ、彼らが出て行くと蛇腹を縮める。そして、成人期、高齢期のあり方も変容を迫られている…。日本、アメリカ、イタリア、スペイン、スウェーデン、デンマークの六か国で三〇〇人ものインタビューを実施し、グローバル化時代の家族の生存戦略を考察した労作。
目次
- 第1章 「大人になる」とはどういうこと?
- 第2章 広がるアコーディオン・ファミリー
- 第3章 「大人」の実家暮らし
- 第4章 私は大丈夫、問題はあなた—アコーディオン・ファミリーをどうとらえるか
- 第5章 「巣」が空にならない時—親のジレンマ
- 第6章 パラダイスにだって悩みはある
- 第7章 出生率の低下と「移民の脅威」
- 終章 アコーディオン・ファミリーと政治—泥沼化か、それとも転換か
「BOOKデータベース」 より