江戸の化物 : 草双紙の人気者たち
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江戸の化物 : 草双紙の人気者たち
岩波書店, 2014.1
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江戸の化物 : 草双紙の人気者たち
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エド ノ バケモノ : クサゾウシ ノ ニンキモノ タチ
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913.57||Ka11110056007
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参考文献: p197-200
Description and Table of Contents
Description
江戸庶民たちがこぞって読んだ草双紙とは、いわば「江戸のコミックス」。江戸という都市の持つ文化を反映し、風刺・パロディーに満ちた物語に登場するのは、豆腐小僧、見越入道、ろくろ首、河童、猫又、一つ目小僧など、面白可笑しい化物たちである。粋をモットーとする江戸っ子の間で、化物たちの「野暮な姿」は爆発的な人気を呼び、数多くの草双紙が刊行された。生まれも育ちもニューヨークながら、日本文学研究のため来日して三十年余。化物をこよなく愛するカバット先生が、お江戸の人気キャラクターの魅力と変遷を解き明かす。
Table of Contents
- 序章 日本文学のなかの草双紙—「美」から「醜」への道のり
- 第1章 草双紙の化物は何者か—化物の定義
- 第2章 化物と子供—初期の化物草紙
- 第3章 化物が野暮になった—安永・天明期の化物草紙
- 第4章 十返舎一九の化物世界—寛政改革後の化物草紙
- 第5章 豆腐小僧盛衰記—黄表紙が流行らせた化物
- 第6章 再び怖い世界へ—合巻と化物
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