ペンギンが教えてくれた物理のはなし

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ペンギンが教えてくれた物理のはなし

渡辺佑基著

(河出ブックス, 070)

河出書房新社, 2014.4

タイトル読み

ペンギン ガ オシエテ クレタ ブツリ ノ ハナシ

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内容説明・目次

内容説明

クジラやペンギン、アザラシなどの潜水動物や、アホウドリやウといった飛翔動物をはじめ、野生動物たちの生活は人間の目に触れず、その生態は謎に包まれたままだった。そんな観察が難しい動物たちに超小型のカメラや記録計を取り付け、データから行動や生態を調査する研究手法を「バイオ(bio=生物)+ロギング(logging=記録)」と呼ぶ。本書ではバイオロギングが明らかにした野生動物の多様でダイナミックな動きから、背景にある物理メカニズムを読み解き、その進化的な意義に迫る—。

目次

  • 第1章 渡る—ペンギンが解き明かした回遊の謎(「動物はどこに、何しに行くの?」;ミズナギドリの終わらない夏 ほか)
  • 第2章 泳ぐ—遊泳の技巧はサメに習う(マグロは時速一〇〇キロでは泳がない;薄気味悪いニシオンデンザメ ほか)
  • 第3章 測る—先駆者が磨いた計測の技(バハマの悲劇;最初のひとしずく—生理学の巨人、ショランダー ほか)
  • 第4章 潜る—潜水の極意はアザラシが知っていた(「ぺんぎんは、なんでもぐるのですか?」;ダイビング界の雄、ウェッデルアザラシ ほか)
  • 第5章 飛ぶ—アホウドリが語る飛翔の真実(離島での飛行百景;縦横無尽の機動性—グンカンドリ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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