「共倒れ」社会を超えて : 生の無条件の肯定へ!

書誌事項

「共倒れ」社会を超えて : 生の無条件の肯定へ!

野崎泰伸著

(筑摩選書, 0110)

筑摩書房, 2015.3

タイトル別名

共倒れ社会を超えて : 生の無条件の肯定へ

タイトル読み

トモダオレ シャカイ オ コエテ : セイ ノ ムジョウケン ノ コウテイ エ

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内容説明・目次

内容説明

“生きづらさ”は、あなたのせい?私たちの生を選別し、序列化し、犠牲を強いるこの社会。障害をもつ人が抱える問題に照準し、「犠牲の構造」に抗う倫理を提示する希望の書。

目次

  • 第1章 生の無条件の肯定という企て(生の無条件の肯定とは何か;功利主義の問題点)
  • 第2章 倫理とは何か(倫理学とはどういう学問か;共に豊かに生きる他者とは誰のことか?;「共に」生きるということ;「豊かさ」とは何か)
  • 第3章 犠牲の問題として障害者問題を考える(障害者の問題はなぜ犠牲の問題なのか;生まれてくる生命を選別するということ;尊厳死と犠牲;いのちと選別するこの国の教育)
  • 第4章 倫理学の再構築(トリアージ問題;人を追い込むこの社会と追い込まれている人たち;自由な主体、そして責任;権力に対峙する倫理学;「どうせ」を押しつけてくる現実にいかに抗するか)

「BOOKデータベース」 より

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