ニュルンベルク裁判 : ナチ・ドイツはどのように裁かれたのか

書誌事項

ニュルンベルク裁判 : ナチ・ドイツはどのように裁かれたのか

アンネッテ・ヴァインケ著 ; 板橋拓己訳

(中公新書, 2313)

中央公論新社, 2015.4

タイトル別名

Die Nürnberger Prozesse

ニュルンベルク裁判 : ナチドイツはどのように裁かれたのか

タイトル読み

ニュルンベルク サイバン : ナチ・ドイツ ワ ドノヨウニ サバカレタノカ

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注記

原著 (C.H. Beck, 2006年刊) の全訳

推奨文献一覧: p207-211

読書案内: p221-224

内容説明・目次

内容説明

ナチ・ドイツによる第2次世界大戦中の戦争犯罪を裁いたニュルンベルク裁判。主要犯罪人24名を扱った国際軍事法廷、医師・親衛隊員・高級官僚ら185名を扱った12の継続裁判で構成され、終戦後、半年を経て始まった。法廷では、ホロコーストを始めナチの悪行が明らかにされ、「平和に対する罪」「人道に対する罪」など新しい罪の規定が話題を呼ぶ。本書は、東京裁判のモデルとなった史上初の大規模な戦争犯罪裁判の全貌を描く。

目次

  • 第1章 米英ソ、連合国内での議論—主要戦争犯罪人の“処置”(チャーチルの「アウトロー」計画;スターリンの豹変 ほか)
  • 第2章 国際軍事法廷(IMT)—24人の主要戦争犯罪人への処断(国際軍事法廷設置の合意;連合四ヵ国代表団のメンバー ほか)
  • 第3章 12の継続裁判—「第三帝国」エリートたちへの裁き(アメリカ単独の管轄;テイラー首席検察官の意図 ほか)
  • 第4章 戦後ドイツへの影響—東西の相違と政治文化の転換(集団的罪責をめぐる批判;キリスト教会からの批判 ほか)
  • 終章 「ニュルンベルク」から「ハーグ」へ?(「ニュルンベルク原則」の確立;ジェノサイド条約 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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