平家物語
著者
書誌事項
平家物語
(日本文学全集 / 池澤夏樹編, 09)
河出書房新社, 2016.12
- タイトル別名
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Heike monogatari
- タイトル読み
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ヘイケ モノガタリ
- 統一タイトル
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注記
底本: 「平家物語」新編日本古典文学全集 市古貞次(小学館)
月報あり
参照文献: p[880]
内容説明・目次
内容説明
平安末期、貴族社会から武家社会へと向かうきっかけとなった、いわゆる源平合戦と呼ばれる動乱が勃発。武士として初の太政大臣となった平清盛を中心に、平氏一門は栄華を極めるが、悪行を重ね、後白河法皇の謀計を背景に、頼朝や義仲、義経ら源氏によって都を追われる。十七歳の若武者・敦盛の最期、弓の名手・那須与一の活躍、屋島・壇の浦の合戦、そして幼帝・安徳天皇を伴った一門の入水…無常観を基調に描かれた軍記物として、琵琶法師により語り継がれ、後世日本の文学や演劇などに多大な影響を与えた大古典。圧倒的語り口による、類を見ない完全訳。
目次
- 祇園精舎—耳を用い、目を用い
- 殿上闇討—忠盛の未曾有の昇殿
- 鱸—躍り入った神恵
- 禿髪—三百人の童たち
- 吾身栄花—一門、頂点へ
- 祇王—女人往生の一挿話
- 二代后—無理強いの入内劇
- 額打論—大悪僧たち登場する
- 清水寺炎上—そのとき六波羅は
- 東宮立—次なる天皇〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より