戦前日本のポピュリズム : 日米戦争への道

書誌事項

戦前日本のポピュリズム : 日米戦争への道

筒井清忠著

(中公新書, 2471)

中央公論新社, 2018.1

タイトル別名

戦前日本のポピュリズム : 日米戦争への道

タイトル読み

センゼン ニホン ノ ポピュリズム : ニチベイ センソウ エノ ミチ

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注記

略年表: 巻頭p [viii]

参考文献: p291-300

内容説明・目次

内容説明

現代の政治状況を表現するときに用いられる「ポピュリズム」。だが、それが劇場型大衆動員政治を意味するのであれば、日本はすでに戦前期に経験があった。日露戦争後の日比谷焼き打ち事件に始まり、怪写真事件、満洲事変、五・一五事件、天皇機関説問題、近衛文麿の登場、そして日米開戦。普通選挙と二大政党制は、なぜ政党政治の崩壊と、戦争という破滅に至ったのか。現代への教訓を歴史に学ぶ。

目次

  • 日比谷焼き打ち事件
  • 大正期の大衆運動
  • 朴烈怪写真事件—若槻内閣と劇場型政治の開始
  • 天皇シンボルとマスメディア—田中義一内閣の時代
  • 統帥権干犯問題と浜口雄幸内閣
  • 満洲事変とマスメディアの変貌
  • 五・一五事件裁判と社会の分極化
  • 国際連盟脱退と世論—ポピュリスト松岡洋右
  • 帝人事件
  • 天皇機関説事件
  • 日中戦争の開始と展開に見るポピュリズム—第一次近衛内閣の時代
  • 第二次近衛内閣・新体制・日米戦争

「BOOKデータベース」 より

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