日本型資本主義 : その精神の源

書誌事項

日本型資本主義 : その精神の源

寺西重郎著

(中公新書, 2502)

中央公論新社, 2018.8

タイトル読み

ニホンガタ シホン シュギ : ソノ セイシン ノ ミナモト

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注記

参考文献: p275-281

内容説明・目次

内容説明

長期にわたって停滞を続ける日本経済。混迷から抜け出せないのはなぜなのか。本書では、その解明を歴史に求め、経済システムを支える日本人の「資本主義の精神」を探究する。強欲な金儲け主義への嫌悪感、ものづくりへの敬意や高品質の追求、個人主義ではなく集団行動の重視など、欧米はもとより、中韓など東アジア諸国とも異なる特質を明らかにする。そのうえで現代日本の経済システム改革への指針を示す。

目次

  • 第1章 イギリスと日本の近代資本主義(グローバル資本主義と精神の相克;制度、技術、精神 ほか)
  • 第2章 資本主義の精神の宗教的基礎(宗教と経済行動;鎌倉新仏教の革新 ほか)
  • 第3章 高度成長期としての江戸時代(生産力の拡大と商業の発展;仏教が支えた資本主義の精神 ほか)
  • 第4章 西洋との出会い(産業革命なき経済成長;戦後的対応とグローバリズム)
  • 第5章 異種精神の相克と共存の時代へ(三つの資本主義の精神;日本型システムの可能性)

「BOOKデータベース」 より

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