なぜフィクションか? : ごっこ遊びからバーチャルリアリティまで
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書誌事項
なぜフィクションか? : ごっこ遊びからバーチャルリアリティまで
慶應義塾大学出版会, 2019.1
- タイトル別名
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Pourquoi la fiction?
なぜフィクションか? : ごっこ遊びからバーチャルリアリティまで
- タイトル読み
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ナゼ フィクション カ : ゴッコアソビ カラ バーチャル リアリティ マデ
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注記
原書 (Seuil, coll. "Poétique", 1999) の全訳
参考文献: 巻末p7-15
索引: 巻末p1-5
内容説明・目次
内容説明
フランスを代表する文学理論家・美学研究者であるシェフェールが一九九九年に発表した本書は、その後のフィクション理論に多大な影響を与えた。「なぜ」フィクションかと問うことは、「なぜ」人間がフィクションに身をゆだね、喜びを感じるのか、あるいは逆に、ときには「なぜ」フィクションを忌避するのかと問うことを意味する。物語論、哲学、人類学、心理学、認知科学等の観点から、文学や映画からビデオゲームにいたるあらゆるフィクションの形式を分析し、フィクションを人類に普遍的に備わる「心的能力」としてとらえなおす。
目次
- 第1章 模倣なんかこわくない(模倣する狼からバーチャルの狼へ;プラトン1—「する」から「あたかも〜のようにする」へ ほか)
- 第2章 ミメーシス—模倣する、装う、表象する、認識する(古くからの混乱について;ミメティスム ほか)
- 第3章 フィクション(模倣、まやかし、偽装、フィクション;フィクションの系統発生—共有された遊戯的偽装について ほか)
- 第4章 いくつかのフィクション装置について(遊戯、夢想、芸術;没入の媒介と態度 ほか)
「BOOKデータベース」 より