平成金融史 : バブル崩壊からアベノミクスまで

書誌事項

平成金融史 : バブル崩壊からアベノミクスまで

西野智彦著

(中公新書, 2541)

中央公論新社, 2019.4

タイトル読み

ヘイセイ キンユウシ : バブル ホウカイ カラ アベノミクス マデ

大学図書館所蔵 件 / 299

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p305-308

関連略年表: p309-316

内容説明・目次

内容説明

昭和末期に拡大したバブル経済は、平成の幕開きとともに崩壊した。不良債権問題で多くの金融機関が行き詰まり、一九九七〜九八年には北海道拓殖銀行、山一証券などが経営破綻。金融システムは壊滅寸前に至った。その後も混乱は続き、二〇〇八年にはリーマン危機に直面するなど、日本経済は長期停滞にあえぐ。金融当局は当時どう考え、何を見誤ったのか。キーパーソンによる貴重な証言を交え、金融失政の三〇年を検証する。

目次

  • プロローグ 「平成」の幕開き、鬼平の後悔
  • 第1章 危機のとばくち—バブル崩壊と大いなる先送り(土地バブルに「劇薬」投与;未曽有の金融不祥事 ほか)
  • 第2章 金融危機、襲来—拓銀・山一、連鎖破綻の衝撃(ビッグバンの打算と誤算;「大臣保証」と奉加帳 ほか)
  • 第3章 二波、そして三波—迷走する長銀処理、竹中プランの出現(長銀危機の勃発と迷走;日債銀破綻と第二次資本注入 ほか)
  • 第4章 脱デフレの果てなき道—リーマン危機から「異次元緩和」へ(緩和解除とアベノミクスの萌芽;リーマン危機、そのとき東京で ほか)
  • エピローグ 安倍から黒田へ、新たな「指示」

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ