強制不妊と優生保護法 : "公益"に奪われたいのち

Bibliographic Information

強制不妊と優生保護法 : "公益"に奪われたいのち

藤野豊著

(岩波ブックレット, No.1025)

岩波書店, 2020.5

Other Title

強制不妊と優生保護法 : 公益に奪われたいのち

Title Transcription

キョウセイ フニン ト ユウセイ ホゴ ホウ : "コウエキ" ニ ウバワレタ イノチ

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参考文献: p59

Description and Table of Contents

Description

相次ぐ国家賠償訴訟によって、ようやく可視化されるに至った強制不妊手術の実態。日本国憲法で謳われた“公益”が優生保護法を生み、「障害者」やハンセン病患者の人権を奪う根拠・論理となってきた歴史をたどるとともに、優生保護法が母体保護法と名称を変えた今もその構造は変わらず、問題は終わっていないことを明らかにする。

Table of Contents

  • はじめに—なぜ今、優生保護法が問題になっているのでしょうか
  • 1 優生保護法に至る前史
  • 2 優生保護法の成立
  • 3 優生保護法改正と人権侵害の強化
  • 4 なぜ、ハンセン病患者は優生保護法の対象とされたのでしょうか
  • 5 なぜ、優生保護法は一九九六年まで維持されたのでしょうか
  • おわりに—“公益”と憲法

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