バロックの哲学
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バロックの哲学
(ちくま新書, 1464 . 世界哲学史 / 伊藤邦武 [ほか] 責任編集||セカイ テツガクシ ; 5 ; 中世3)
筑摩書房, 2020.5
- タイトル読み
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バロック ノ テツガク
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注記
中位タイトルその他の責任編集: 山内志朗, 中島隆博, 納富信留
さらに詳しく知るための参考文献: 各章末
年表: 巻末px-xxvii
内容説明・目次
内容説明
ルネサンスこそ「世界と人間の発見」の時代であり、古代の「再生」であったとされて久しい。だが本当にそうだろうか。スコラ哲学の伝統を受容し、壮麗なる体系を構成したスアレスの哲学にも明らかなように、スペインのバロックは、中世の終わりというより、むしろ中世を完成し近代を準備したと言える。近代西洋思想は、イスラームの影響を受けたスコラ哲学によっていかに準備され、世界へと伝播していったのだろうか。中国・朝鮮・日本までを視野に入れて多角的に論じていく。
目次
- 第1章 西洋中世から近世へ
- 第2章 西洋近世の神秘主義
- 第3章 西洋中世の経済と倫理
- 第4章 近世スコラ哲学
- 第5章 イエズス会とキリシタン
- 第6章 西洋における神学と哲学
- 第7章 ポスト・デカルトの科学論と方法論
- 第8章 近代朝鮮思想と日本
- 第9章 明時代の中国哲学
- 第10章 朱子学と反朱子学
「BOOKデータベース」 より