物語東ドイツの歴史 : 分断国家の挑戦と挫折

書誌事項

物語東ドイツの歴史 : 分断国家の挑戦と挫折

河合信晴著

(中公新書, 2615)

中央公論新社, 2020.10

タイトル別名

東ドイツの歴史 : 物語

タイトル読み

モノガタリ ヒガシドイツ ノ レキシ : ブンダン コッカ ノ チョウセン ト ザセツ

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注記

参考文献: p274-281

関連年表: p285-292

内容説明・目次

内容説明

ドイツは第二次世界大戦の敗北後、東西に分裂する。ソ連の影響下、社会主義国として四〇年にわたり存在したのが東ドイツである。東西統一後、東ドイツは、非人道的な独裁政治やシュタージといった秘密警察の監視など、負の側面ばかり強調されてきた。本書は、ベルリンの壁崩壊後に明らかになった史料から、楽観的で無責任な指導部、豊かさを求めて声を上げる民衆など、壁の向こうの実験国家の実態と全貌を描く。

目次

  • 序章 東ドイツを知る意味
  • 第1章 新しいドイツの模索—胎動 1945‐1949
  • 第2章 冷戦と過去の重荷を背負って—建国 1949‐1961
  • 第3章 ウルブリヒトと「奇跡の経済」—安定 1961‐1972
  • 第4章 ホーネッカーの「後見社会国家」—繁栄から危機へ 1971‐1980
  • 第5章 労働者と農民の国の終焉—崩壊 1981‐1990
  • 終章 統一後の矛盾と対峙

「BOOKデータベース」 より

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