地域学をはじめよう
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書誌事項
地域学をはじめよう
(岩波ジュニア新書, 927)
岩波書店, 2020.12
- タイトル読み
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チイキガク オ ハジメヨウ
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内容説明・目次
内容説明
「自分の育った地域なんてたいしたことない」。そう思っている若者は多い。本当にそうなのだろうか?どの地域にも固有の歴史や文化があり、人々の営みがある。それらを知っていくことで、地域の豊かさ、そして自分や自分が生きる社会、そして未来が見えてくる。調査実習の手法や体験も織り込みつつ、時間と空間を往来しながら、地域学の魅力を伝える。
目次
- 1 地域を見出そう—国とのつながり(大都市郊外に息づく地域;地域はあまねく存在する;地域とは何だろうか—1分割して統治する;地域とは何だろうか—2自治の単位、生命の単位;都市について)
- 2 水を見よう、道をたどろう—空間のつながり(弥生水田から田舎館城、そして田んぼアートまで—田舎館村の地域学;水の流れに沿って—岩木川がつなぐ山村と都市;道がつなぐ村、町、都市、国;生きている地域とその変化)
- 3 家、村、町、都市—時間のつながり(限界集落が生き残っているわけ;地域の構成単位は家である;都市も家でできている;家・村・町・都市の脈動とそのゆくえ;地域に探る歴史の年輪;近代化の中の地域学)
- 4 地域学をはじめよう(地域学をはじめる前に;対象とする地域を見出す—(1)地図を使って地域空間を理解する;対象とする地域を見出す—(2)機関・施設・歴史情報を把握する;対象とする地域を見出す—(3)市町村を取り上げてさらに調べる;資料にあたり、テーマを探る;年表をつくり、時間を把握する;歩く、見る、聞く、そしてまとめる)
「BOOKデータベース」 より