ロヒンギャ危機 : 「民族浄化」の真相

書誌事項

ロヒンギャ危機 : 「民族浄化」の真相

中西嘉宏著

(中公新書, 2629)

中央公論新社, 2021.1

タイトル別名

ロヒンギャ危機 : 民族浄化の真相

タイトル読み

ロヒンギャ キキ : 「ミンゾク ジョウカ」ノ シンソウ

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注記

主要参考文献: p235-242

関連年表: p243-252

内容説明・目次

内容説明

ロヒンギャは、ミャンマー西部に住むイスラーム系民族のひとつだ。軍事政権下、国籍が与えられないなど長く差別されてきた。2017年の国軍による掃討作戦以降、大量の難民が発生し、現在100万人が隣国のキャンプで暮らす。民主化運動の指導者アウンサンスーチーはなぜ「虐殺」を否定するのか。本書は、複雑な歴史的背景やミャンマーをめぐる国内・国際政治を通し、アジア最大の人道・人権問題の全貌を示す。

目次

  • 序章 難民危機の発生
  • 第1章 国民の他者—ラカインのムスリムはなぜ無国籍になったのか
  • 第2章 国家による排除—軍事政権下の弾圧と難民流出
  • 第3章 民主化の罠—自由がもたらした宗教対立
  • 第4章 襲撃と掃討作戦—いったい何が起きたのか
  • 第5章 ジェノサイド疑惑の国際政治—ミャンマー包囲網の形成とその限界
  • 終章 危機の行方、日本の役割

「BOOKデータベース」 より

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