荘園 : 墾田永年私財法から応仁の乱まで
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荘園 : 墾田永年私財法から応仁の乱まで
(中公新書, 2662)
中央公論新社, 2021.9
- タイトル読み
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ショウエン : コンデン エイネン シザイ ホウ カラ オウニン ノ ラン マデ
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注記
参考文献: p269-278
内容説明・目次
内容説明
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。
目次
- 第1章 律令制と初期荘園
- 第2章 摂関政治と免田型荘園
- 第3章 中世の胎動
- 第4章 院政と領域型荘園
- 第5章 武家政権と荘園制
- 第6章 中世荘園の世界
- 第7章 鎌倉後期の転換
- 第8章 南北朝・室町時代の荘園制
- 第9章 荘園制の動揺と解体
- 終章 日本の荘園とは何だったのか
「BOOKデータベース」 より