時計遺伝子 : からだの中の「時間」の正体

書誌事項

時計遺伝子 : からだの中の「時間」の正体

岡村均著

(ブルーバックス, B-2214)

講談社, 2022.9

タイトル別名

時計遺伝子 : からだの中の時間の正体

タイトル読み

トケイ イデンシ : カラダ ノ ナカ ノ「ジカン」ノ ショウタイ

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注記

参考文献: p238-244

内容説明・目次

内容説明

睡眠、血圧、体温、ホルモン分泌…。体の中で起きているほとんどの生理現象は24時間の生体リズムを示します。一体なぜか。その謎に答えを出したのは、時計遺伝子でした。37兆個の全細胞に存在する時計遺伝子が臓器のリズムを作り、脳の視交叉上核という小さな部位が司令塔となって、全身の「時間」を司っていたのです。哺乳類における生体リズム研究の第一人者が、その分子機構から、睡眠障害・生活習慣病の関係までを解説。

目次

  • 第1章 からだのリズムを作る時計遺伝子
  • 第2章 生体リズムはどこで作られるのか?—時計中枢の発見
  • 第3章 時間情報の送信ルートを特定せよ—脳から全身の臓器に至るまで
  • 第4章 時計遺伝子は細胞分裂の時間も決める
  • 第5章 光と時計遺伝子の深い関係—「朝日を浴びると良い」理由
  • 第6章 生活習慣病と時計遺伝子—高血圧を分子レベルで解明する
  • 第7章 時差ぼけはなぜ起こるのか?—生物が初めて直面したリズム異常
  • 第8章 視交叉上核の謎を解く—朝型・夜型遺伝子の発見と睡眠障害治療薬の可能性
  • 第9章 睡眠と時計遺伝子—霊長類の時計と睡眠覚醒リズム
  • 第10章 なぜ生物は体内時計を持つようになったのか—からだの「時間」を作る様々なメカニズム

「BOOKデータベース」 より

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