陰謀論 : 民主主義を揺るがすメカニズム

書誌事項

陰謀論 : 民主主義を揺るがすメカニズム

秦正樹著

(中公新書, 2722)

中央公論新社, 2022.10

タイトル読み

インボウロン : ミンシュ シュギ オ ユルガス メカニズム

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注記

注記一覧・本書の元となった論文: p238-250

内容説明・目次

内容説明

ネット上の陰謀「Qアノン」を妄信する人々によって引き起こされたアメリカ連邦議会襲撃は、世界を震撼させる事件であった。21世紀の今、荒唐無稽な言説が多くの人に信じられ、政治的影響力すら持つのはなぜか。本書は、実証研究の成果に基づき、陰謀論受容のメカニズムを解説。日本で蔓延する陰謀論の実態や、個人の政治観やメディア利用との関連、必要なリテラシーなどを交え、「民主主義の病」への対抗法を指南する。

目次

  • 第1章 「陰謀論」の定義—検証可能性の視点から
  • 第2章 陰謀論とソーシャルメディア
  • 第3章 「保守」の陰謀論—「普通の日本人」というレトリック
  • 第4章 「リベラル」の陰謀論—政治的少数派がもたらす誤認識
  • 第5章 「政治に詳しい人」と陰謀論—「政治をよく知ること」は防波堤となるか?
  • 終章 民主主義は「陰謀論」に耐えられるのか?

「BOOKデータベース」 より

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