田中耕太郎 : 闘う司法の確立者、世界法の探究者
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田中耕太郎 : 闘う司法の確立者、世界法の探究者
(中公新書, 2726)
中央公論新社, 2022.11
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田中耕太郎 : 闘う司法の確立者世界法の探究者
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タナカ コウタロウ : タタカウ シホウ ノ カクリツシャ、セカイホウ ノ タンキュウシャ
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Note
主要引用・参考文献: p289-296
田中耕太郎関係年譜: p297-298
Description and Table of Contents
Description
戦前、論壇人、東大教授として大学自治を守ろうとした田中耕太郎。戦後は文相に就き教育基本法制定に尽力。復古主義・共産主義を排し新憲法を強く支持した。参院議員を経て最高裁長官就任後は10年の在任中、松川・砂川事件など重要判決を主導、「反動」と誹られながらも脆弱だった司法権を確立。退任後は国際司法裁判所判事に選出される。激動の時代、学界・政界・司法の場で奮闘し戦後日本を形作ったカトリックの自由主義者の生涯。
Table of Contents
- 第1章 鹿児島生まれの「コスモポリタン」
- 第2章 法学とカトリックへの目覚め
- 第3章 技術・自然法・世界法—三つの視角を絡ませて
- 第4章 嵐の中の東京帝大—一九三〇年代〜敗戦
- 第5章 占領下の文相就任—教育権と憲法の「番人」
- 第6章 闘う最高裁判所長官の十年—判例と司法行政の確立
- 第7章 世界法へ—国際司法裁判所での九年
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