戦後教育史 : 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで

書誌事項

戦後教育史 : 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで

小国喜弘著

(中公新書, 2747)

中央公論新社, 2023.4

タイトル別名

戦後教育史 : 貧困校内暴力いじめから不登校発達障害問題まで

タイトル読み

センゴ キョウイクシ : ヒンコン・コウナイ ボウリョク・イジメ カラ、フトウコウ・ハッタツ ショウガイ モンダイ マデ

大学図書館所蔵 件 / 308

注記

参考文献: p293-300

付録: p301-310

戦後教育史関連年表: p311-320

内容説明・目次

内容説明

ここ30年間に不登校といじめの報告件数は、小学生で5.2倍と46倍、中学生で2.5倍と6倍に。特別支援教育対象は、15年間に小中学生ともに3倍近い。少子化にかかわらずだ。本書は深刻な混迷の中にある日本社会と教育の歴史を辿る。なぜここまで行き詰まったのか―。貧困、日教組、財界主導、校内暴力、政治介入、いじめ、学級崩壊、発達障害の激増など、各時代の問題を描きつつ、現在と未来の教育を考える手掛かりとする。

目次

  • 敗戦後、学校はどう改革されたか
  • 混乱の子どもたち―学校と人権
  • 教育の五五年体制―文部省対日教組
  • 財界の要求を反映する学校教育
  • 高度経済成長下、悲鳴を上げる子どもたち
  • 一九七〇年前後の抵抗運動―教育の可能性
  • ウンコまで管理する時代
  • 政治主導の教育―新自由主義改革への道
  • 教師たちの苦悩―新自由主義改革の本格化
  • 改革は子どもたちに何をもたらしたか
  • 特別支援教育の理念と現実
  • 学校再生の分かれ道

「BOOKデータベース」 より

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