脳はどのように学ぶのか : 教育×神経科学からのヒント
著者
書誌事項
脳はどのように学ぶのか : 教育×神経科学からのヒント
(学術選書, 109)
京都大学学術出版会, 2023.5
- タイトル別名
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脳はどのように学ぶのか : 教育神経科学からのヒント
- タイトル読み
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ノウ ワ ドノヨウニ マナブノカ : キョウイク シンケイ カガク カラノ ヒント
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注記
引用文献: p331-341
内容説明・目次
内容説明
子どもも大人も、経験と学習で脳は変わる。ヒトの脳が学習効率を上げるには、注意・能動性・フィードバック・睡眠の4つの機能と、それらを最大限発揮する時期の組み合わせがポイントだ。計算や楽器の習得でランダム練習が効果的な理由、先生が指示しすぎないことで子どもの気づきを促す仕組み、大人の学び直しや再チャレンジが有効な神経科学的根拠など、学ぶ人、教える人の双方に心強さを与える知見を紹介。幼児教育から生涯学習まで、21世紀の教育を脳から提案する。
目次
- 第1部 学習とは何か―脳の働きから学習を捉え直す(経験と学習が脳を変える;学習はシナプスで起こる―信号の伝わり方の変化;「学ぶ」とは、「教える」とは)
- 第2部 学習の五本柱―学習効率を求めて(注意―情報の選択と切り替え;能動性―動作と認知の結合;フィードバック―積極的エラーのすすめ;睡眠―記憶の定着;敏感期―学習に最適な時期)
- 第3部 発達と学習―年齢が学習に与える影響(脳の発育は行動をどう変えるか;不安定な中高生の脳―未成熟な前頭前野;子どもの自立と学習を促すアタッチメント;子どもの言葉の発達と教育)
「BOOKデータベース」 より