「利他」の生物学 : 適者生存を超える進化のドラマ
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書誌事項
「利他」の生物学 : 適者生存を超える進化のドラマ
(中公新書, 2763)
中央公論新社, 2023.7
- タイトル別名
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利他の生物学 : 適者生存を超える進化のドラマ
- タイトル読み
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「リタ」ノ セイブツガク : テキシャ セイゾン オ コエル シンカ ノ ドラマ
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注記
主要参考文献: p207-212
内容説明・目次
内容説明
生物の進化は、自らが生き残り、遺伝子を次世代に継承するための「利己的」なメカニズムとして説明されることが多い。だとすれば、種を超えて観察される「利他的」な行動は、どのように理解すればよいのだろうか?本書は、植物学者と動物学者がタッグを組み、その謎の答えに迫る。カギとなるのは「共生」という戦略である。互いの強みを融合し、欠点を補い合いながら自然淘汰に打ち克った生物たちのドラマ。
目次
- 序にかえて 生物は利己的か、利他的か
- 第1章 生命の特徴とは?
- 第2章 ミトコンドリアと葉緑体を飼いならす―細胞内共生説
- 第3章 共生のルーツは「盗っ人」だった?―盗葉緑体と盗毒
- 第4章 依存しきって生きるには―口を持たない深海動物の暮らし
- 第5章 昆虫と植物の華麗な騙し合い―Win‐Win関係の裏側
- 第6章 大事な共生相手を攻撃する理由―植物と菌のコミュニケーション
- 第7章 「超生命体」としての私たち―ヒトと腸内細菌の共生から考える
- 終章 進化と「利他」―生命のドライビング・フォース
「BOOKデータベース」 より