意味の弾性 : レトリックの意味論へ

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意味の弾性 : レトリックの意味論へ

佐藤信夫著

岩波書店, 1986.8

タイトル読み

イミ ノ ダンセイ : レトリック ノ イミロン エ

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注記

主な引用文献: p355-360

内容説明・目次

内容説明

言語について考えること、それは古くから思索の中心をなす課題であった。だが、人が言語を理論的に扱うことに習熟すればするほど、言語は固定化されその本来の姿を失ってしまう。ことに、言語における意味は一義的に捉えられるものではなく、遊動的な弾性を帯びたものなのだ。従来の言語理論が忘れがちであった〈意味の弾性〉を論じ、言語そのものが本来もっているレトリック性を、豊かな例証とともに具体的に明示化する。

目次

  • 1 意味の《区別性》への不安
  • 2 意味の《流動性》への不安
  • 3 《原始語》への信頼のしかた
  • 4 言語記号の《随意性》
  • 5 ふたつの《ロゴスの構図》
  • 6 表現と意味の《ずれ》
  • 7 意味の《自己同一性》
  • 8 《同一の意味》から《自己比喩》へ
  • 9 意味の《弾性》…自己比喩
  • 10 意味の《遊動性》…意味の奪い合い

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN00289676
  • ISBN
    • 4000001183
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 361p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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