生命系の経済学
著者
書誌事項
生命系の経済学
御茶の水書房, 1987.10
- タイトル別名
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The living economy : new economics in the making
- タイトル読み
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セイメイケイ ノ ケイザイガク
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注記
その他の訳者: 中村尚司, 丸山茂樹, 森田邦彦
1984,85年TOES(もうひとつの経済サミット)研究集会への寄稿者・論文一覧: p311-316
解題: 日本にとって「生命系の経済学」の意味するもの (石見尚著): p317-325
内容説明・目次
内容説明
空前の累積債務、広がるインフレーション、高い失業率、深刻化する貧困、悪化する環境など、世界的な経済危機を前にして、経済学の政策立案手段は鈍く、専門家の意見は一致せず、経済学はいまや混乱の極に達した理論と化している。『生命系の経済学』は、現代の問題に照らして既成理論の前提、無効の仮説、疑わしい方法論などについて検討を加える。本書は「もうひとつの経済サミット」(TOES)での2年間の研究にわたる、40余人の専門家、新経済思想の開拓者たちの洞察と実践にもとづく成果である。手ぎわのよい編集と明晰な叙述により、ニューエコノミックスの活き活きとした理論、政策、実践の信頼できる体系がここに生まれた。
目次
- 第1部 新しい経済学をもとめて(経済成長:それは薬か、それとも病か;国際経済の無秩序;実質的意味のない諸指標)
- 第2部 人間を第一に(未来への構想;ニーズの問題;労働の性質;経済自立の探求;健康は財産である;経済進歩の諸指標)
- 第3部 行動するニューエコノミックス(土地、貨幣の地域管理と基本所得構想;産業・技術の選択と地域の復興、新しい協同の試み;南から学ぶ;貿易と多国籍企業)
「BOOKデータベース」 より