書誌事項

マリー・アントワネット

シュテファン・ツワイク作 ; 高橋禎二, 秋山英夫訳

(岩波文庫, 赤(32)-437-1-2)

岩波書店, 1980.6-1980.7

改訳

タイトル別名

Marie Antoinette : Bildnis eines mittleren Charakters

マリーアントワネット

タイトル読み

マリー アントワネット

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注記

年譜: 下p366-371

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003243718

内容説明

どこと言って非凡なところなどない人間に、歴史は大きな役割をふりあてることがある。虚名のみ高く、毀誉褒貶半ばするマリー・アントワネット。ツワイク(1881‐1942)はその生涯を、あるいは王家の寝所の秘事に、あるいは国民議会の緊迫した局面にと巧みな筆運びで追い、ひとりの平凡人に凝集する壮大な歴史のドラマを展開する。

目次

  • 結婚させられた子ども
  • 寝室の秘密
  • ヴェルサイユ初舞台
  • 一語をめぐる争い
  • パリの征服
  • 国王崩御、国王万歳
  • 王夫妻の図
  • ロココの女王
  • トリアノン宮
  • 新しい仲間〔ほか〕
巻冊次

下 ISBN 9784003243725

内容説明

革命の展開は急速である。王家はチュイルリー宮へ押し込められ、スパイがマリーの身辺にまでうろつく。こうなってみて初めてさとるのだった。自分が王妃として、マリア・テレサの娘として「後世という持続的な不屈なまなざし」の前に立たされたのだと。また圧倒的な力に押しつぶされぬためには、どうしても偉大でなければならぬのだと。

目次

  • フェルセンは何者であったか
  • ヴェルサイユ最後の夜
  • 王政の霊柩車
  • 自省
  • ミラボー
  • 脱走の準備
  • ヴァレンヌへの逃走
  • ヴァレンヌの夜
  • 心ならぬ還幸
  • だまし合い
  • 盟友最後の登場〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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