書誌事項

天保の義民

松好貞夫著

(岩波新書, 青-471)

岩波書店, 1962.12

タイトル読み

テンポウ ノ ギミン

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内容説明・目次

内容説明

本書は、天保十三年十月に起こった近江国甲賀・野洲・栗太の三郡四万の農民による大一揆の顛末記。天保の改革のさなか、幕府の企てた理不尽な検地に抗して、あえて生産と生活をかけて闘った農民たち、そしてついに検地を挫折させ「十万日延期」の目的を達した大闘争の記録は、封建権力と民衆の知られざる姿を描き出す。

目次

  • 1 ことのあらすじ
  • 2 中世武士の隠栖
  • 3 領主・地頭百三十家
  • 4 天保十二年の冬
  • 5 京都西町奉行の口達
  • 6 幕府派遣の見分使
  • 7 徒党は衆愚の妄動か
  • 8 四万農民の蹶起
  • 9 強訴徒党
  • 10 その後に来たるもの
  • 11 江戸北町番所の大白洲
  • 12 一揆徒党と村の共同体

「BOOKデータベース」 より

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