煉獄の誕生
著者
書誌事項
煉獄の誕生
(叢書・ウニベルシタス, 236)
法政大学出版局, 1988.6
- タイトル別名
-
La naissance du purgatoire
- タイトル読み
-
レンゴク ノ タンジョウ
大学図書館所蔵 件 / 全274件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Éditions Gallimard, 1981) の翻訳
原注: p576-636
人名索引: 巻末p2-21
文書資料索引:巻末p22-29
事項索引: 巻末p30-38
内容説明・目次
内容説明
死後世界の浄罪の場=煉獄(〈第三の場所〉)—古代ユダヤ・キリスト教以後幾世紀にもわたるその形成過程を、心性史的観点から、東西古今の厖大な史料・文化を博捜・検証して明確にあとづけ、中世ヨーロッパ世界における浄罪思想・煉獄信仰の展開と機能を解き明かす。現代〈アナール派〉史学を代表する論考。
目次
- 第1部 煉獄以前の死後世界(古代の想像的形象;煉獄の父たち;中世初期—教義上の停滞とヴィジョンの増殖)
- 第2部 12世紀 煉獄の誕生(浄罪の火;浄罪の場所〈LOCUS PURGATORIUS〉;シチリア・アイルランド間の煉獄;煉獄の論理)
- 第3部 煉獄の勝利(スコラ的体系化;社会的勝利—司牧と煉獄;詩的勝利—『神曲』)
「BOOKデータベース」 より