再軍備とナショナリズム : 保守、リベラル、社会民主主義者の防衛観
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再軍備とナショナリズム : 保守、リベラル、社会民主主義者の防衛観
(中公新書, 884)
中央公論社, 1988.7
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サイグンビ ト ナショナリズム : ホシュ リベラル シャカイ ミンシュ シュギシャ ノ ボウエイカン
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NDC8:081.6||114||88490001719350
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Description and Table of Contents
Description
朝鮮戦争勃発によりアメリカの対日政策は大きく変更し、日本は警察予備隊を創設、以後再軍備への道を歩むことになった。しかし、出発点における法的基盤の脆弱さ、国内コンセンサスを無視した既成事実の先行などによって、その後の防衛論議は大きく歪められる。吉田内閣、そして芦田均、鳩山一郎ら自由主義者、西尾末広など社会党右派は防衛問題をどう捉え、いかに対処したのか。戦後政治上最大の論点を、原点に遡って検証する。
Table of Contents
- 第1章 2つの再軍備—西ドイツと日本(西ドイツの再軍備;日本の再軍備)
- 第2章 吉田内閣による再軍備—警察予備隊創設から保安庁発足まで(マッカーサー書簡の背景;日本政府—治安担当者の対応;海上保安庁の増強;吉田茂の再軍備観;講和条約交渉をめぐって;警察予備隊の改革;防衛警察予備隊の増強;海上警備隊の誕生;保安庁への再編)
- 第3章 積極的再軍備論の登場と展開—日本のリベラリズムと防衛論(芦田均;石橋湛山;鳩山一郎;総選挙の再軍備問題)
- 第4章 日本における社会民主主義の分裂—日本社会党内の防衛論争(社会党右派の伝統的政治文化;戦後派社会民主主義者=和田博雄;右派社会党内における再軍備論争の展開)
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