内発的発展論
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内発的発展論
東京大学出版会, 1989.3
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ナイハツテキ ハッテンロン
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参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
21世紀を目前にしたわれわれの地球は、生態系破壊、貧困・飢餓、核・戦争の脅威などに象徴されるような、極めて深刻な危機の中にある。本書は、このような地球的規模の諸問題が、西欧型「近代化」の負の集積に起因することを明らかにしながら、この「近代化論」にとって代わることのできる新しい発展の道を、「地域」から発想しながら追究した、意欲的研究書である。
目次
- 第1部 内発的発展論とは何か(内発的発展論の起源と今日的意義;内発的発展論の系譜;新国際秩序と第三世界知識人—世界危機への対応能力としての知的創造性;非西欧的方法論の試み)
- 第2部 内発的発展を探る—その条件と実際的展開(開放定常系と生命系—江戸時代の水土思想からみた現代エントロピー論;ラテンアメリカの歴史的特質と内発的発展;内発的発展の模索—東南アジアNGOs・研究者の役割との関連で;地縁技術と地域自立運動—南アジアからの事例;アジアにおける内発的発展の多様な発現形態—タイ・日本・中国の事例)
「BOOKデータベース」 より