現代(いま)、死にふれて生きる : 精神分析から自己形成パラダイムへ
著者
書誌事項
現代(いま)、死にふれて生きる : 精神分析から自己形成パラダイムへ
有信堂高文社, 1989.5
- タイトル別名
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The life of the self : toward a new psychology
現代死にふれて生きる
- タイトル読み
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イマ シ ニ フレテ イキル : セイシン ブンセキ カラ ジコ ケイセイ パラダイム エ
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内容説明・目次
内容説明
アウシュビッツ、広島、ベトナム、核兵器…、20世紀における大量虐殺がつきつける〈死と再生〉という問題を一貫して追究しつづけているリフトンの仕事は、20年来、日本の読者を惹きつけてきた。本書では、彼のその思想と方法の到達点を、個別深層心理学をこえた心理—歴史的視座のもと、象徴理論、社会生物学、現代文学を駆使して、力強く展開する。
目次
- 第1章 心理学的科学におけるパラダイム
- 第2章 死と連続性について
- 第3章 基本的な心理過程—分析から自己形成へ
- 第4章 歴史と想像力
- 第5章 創造者としての生存者(アルベール・カミュ—もの静かな生存者;カート・ヴォネガット—死を相手に行われる義務の舞踏;ギュンター・グラスの小びとのドラマー—グロテスクなものの認識;ポルノグラフィ的対決;世界の終末という〈イメージ〉)
- 第6章 再活性化の諸形態
- 第7章 提唱—パラダイムのなかの人間
「BOOKデータベース」 より