経済倫理学のすすめ : 「感情」から「勘定」へ
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書誌事項
経済倫理学のすすめ : 「感情」から「勘定」へ
(中公新書, 950)
中央公論社, 1989.12
- タイトル別名
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経済倫理学のすすめ : 感情から勘定へ
- タイトル読み
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ケイザイ リンリガク ノ ススメ : カンジョウ カラ カンジョウ エ
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内容説明・目次
内容説明
倫理学といえば、必要以上に難解な、もってまわった表現で語られる印象が強いが、本書では「限られた財を人人にどう分配するか」という“稀少性の制約”を取り扱う経済学の発想を借りて、明快な議論を展開する。その際、倫理問題につきものの“感情”を“勘定”に置き換え、人々の損失と不満を少なくするような、無難な答えを見出すことを試みる。また数多くの例題が与えられており、それを解くことは格好の「頭の訓練」にもなる。
目次
- 序章 「稀少性」の制約と倫理問題
- 第1章 利他主議の限界
- 第2章 感情と勘定
- 第3章 交換の正義
- 第4章 分配の正義と嫉妬
- 第5章 競争とゲーム
- 第6章 自由をめぐる問題
- 第7章 金儲けの経済倫理学
- 第8章 福祉国家の経済倫理学
- 第9章 民主主義の経済倫理学
- 第10章 生と死の経済倫理学
- 第11章 プロメテウスの倫理学
「BOOKデータベース」 より