経済倫理学のすすめ : 「感情」から「勘定」へ

書誌事項

経済倫理学のすすめ : 「感情」から「勘定」へ

竹内靖雄著

(中公新書, 950)

中央公論社, 1989.12

タイトル別名

経済倫理学のすすめ : 感情から勘定へ

タイトル読み

ケイザイ リンリガク ノ ススメ : カンジョウ カラ カンジョウ エ

大学図書館所蔵 件 / 292

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

倫理学といえば、必要以上に難解な、もってまわった表現で語られる印象が強いが、本書では「限られた財を人人にどう分配するか」という“稀少性の制約”を取り扱う経済学の発想を借りて、明快な議論を展開する。その際、倫理問題につきものの“感情”を“勘定”に置き換え、人々の損失と不満を少なくするような、無難な答えを見出すことを試みる。また数多くの例題が与えられており、それを解くことは格好の「頭の訓練」にもなる。

目次

  • 序章 「稀少性」の制約と倫理問題
  • 第1章 利他主議の限界
  • 第2章 感情と勘定
  • 第3章 交換の正義
  • 第4章 分配の正義と嫉妬
  • 第5章 競争とゲーム
  • 第6章 自由をめぐる問題
  • 第7章 金儲けの経済倫理学
  • 第8章 福祉国家の経済倫理学
  • 第9章 民主主義の経済倫理学
  • 第10章 生と死の経済倫理学
  • 第11章 プロメテウスの倫理学

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04133205
  • ISBN
    • 4121009509
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    242p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ