書誌事項

文化のなかの植民地

(岩波講座近代日本と植民地 / 大江志乃夫 [ほか] 編, 7)

岩波書店, 1993.1

タイトル別名

Bent but unbroken : Philippine nationalism and Japanese cultural policy in World War II

一九四〇年前後在서울日本人의文學活動「國民文學」誌와關聨하여

タイトル読み

ブンカ ノ ナカ ノ ショクミンチ

大学図書館所蔵 件 / 391

この図書・雑誌をさがす

注記

内容: まえがき(川村湊), I: マスコミと植民地(1「現地新聞と総督政治」-4「たわめども折れず」), II: 大衆と「外地」(5「大衆オリエンタリズムとアジア認識」-9「マラヤ、シンガポールの皇民化と日本語教育」), III: 植民地文学の諸相(10「台湾の文学活動」-12「「満州国」の中国人作家」), 執筆者紹介

文献等の注: 章末

収録内容

  • 現地新聞と総督政治 : 『京城日報』について / 森山茂徳 [執筆]
  • 中国在留日本人と現地雑誌 / 高崎隆治 [執筆]
  • 「少国民」たちの植民地 / 山中恒 [執筆]
  • たわめども折れず : 大戦期フィリピン・ナショナリズムと日本の文化政策 / リカルド・T・ホセ [執筆] ; 川島緑訳
  • 大衆オリエンタリズムとアジア認識 / 川村湊 [執筆]
  • 歌のなかの植民地 / 山口修 [執筆]
  • 擬制の王国としての「満映」 / 山口猛 [執筆]
  • 台湾の大衆芸能のありさま / 田村志津枝 [執筆]
  • マラヤ、シンガポールの皇民化と日本語教育 / 宮脇弘幸 [執筆]
  • 台湾の文学活動 / 松永正義 [執筆]
  • 一九四〇年前後在ソウル日本人の文学活動 : 『国民文学』誌と関連して / 金允植 [執筆] ; 芹川哲世訳
  • 「満州国」の中国人作家 : 古丁 / 岡田英樹 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

交錯する異文化。日本版“オリエンタリズム”の源流。問い返す日本的「近代」の総体と遺産 いま開かれる歴史の扉。

目次

  • 1 マスコミと植民地(現地新聞と総督政治—『京城日報』について;中国在留日本人と現地雑誌;「少国民」たちの植民地;たわめども折れず—大戦期フィリピン・ナショナリズムと日本の文化政策)
  • 2 大衆と「外地」(大衆オリエンタリズムとアジア認識;歌のなかの植民地;擬制の王国としての「満映」;台湾の大衆芸能のありさま;マラヤ、シンガポールの皇民化と日本語教育)
  • 3 植民地文学の諸相(台湾の文学活動;1940年前後在ソウル日本人の文学活動—『国民文学』誌と関連して;「満州国」の中国人作家—古丁)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ