新しい民族問題 : EC統合とエスニシティ
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新しい民族問題 : EC統合とエスニシティ
(中公新書, 1116)
中央公論社, 1993.2
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アタラシイ ミンゾク モンダイ : EC トウゴウ ト エスニシティ
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Limited
Available at / 311 libraries
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Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto Universityグローバル専攻
COE-WA||316.8||Kaj200022671069
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
316.8//Ka23S0026681*
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Note
参考文献: p280-290
Description and Table of Contents
Description
EC統合はたんなる政治経済問題だけでなく、人の移動によって生じる社会の多民族化、多元的アイデンティティの発生という新しい民族問題を示しつつある。一方、東欧・旧ソ連の変動は、むしろ国民国家モデル強調による国境紛争という旧い民族問題を多発させている。この二つのモデルが重なり合って複雑な様相を呈しているのが今日の民族問題の特色である。問われているのは「ヨーロッパ」であり、「市民権」であり、「国家」である。
Table of Contents
- 序章 外国人たちのヨーロッパ
- 第1章 EC統合と「人の自由移動」
- 第2章 不透明な非EC諸国民の将来
- 第3章 「移植されたイスラム」のゆくえ
- 第4章 「東」から「西」への人の流れ
- 第5章 南欧をめぐる人の移動の変化
- 第6章 難民制限へ向かうEC諸国
- 第7章 ナショナリズムをめぐる問題
- 終章 EC統合と民族問題の変容
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