美徳なき時代
著者
書誌事項
美徳なき時代
みすず書房, 1993.8
- タイトル別名
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After virtue : a study in moral theory
- タイトル読み
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ビトク ナキ ジダイ
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注記
原著第2版(University of Notre Dame Press, 1984年刊)の翻訳
参考文献: 巻末pix-xi
索引: 巻末p[i]-viii
内容説明・目次
内容説明
個人主義は生き残れるのか?〈西欧近代〉を相対化しつつ、今を生きるとはどういうことか?今日の道徳的危機の系譜をホメロス時代より読み直し、新たな〈共生〉の場をもとめた、現代の古典。
目次
- 1 一つの不穏な思いつき
- 2 今日の道徳的不一致の本性と情緒主義の主張
- 3 情緒主義—社会的内容と社会的文脈
- 4 先行の文化と、道徳の正当化という啓蒙主義の企て
- 5 なぜ啓蒙主義の企ては失敗せざるをえなかったのか
- 6 啓蒙主義の企ての失敗がもたらした諸結果
- 7 「事実」、説明、職人芸
- 8 社会科学における一般命題の性格とその予測力の欠如
- 9 ニーチェかアリストテレスか?
- 10 英雄社会における諸徳
- 11 アテナイでの諸徳
- 12 アリストテレスの徳論
- 13 中世のいくつかの局面と事情
- 14 諸徳の本性
- 15 諸徳、人生の統一性、伝統の概念
- 16 諸徳から徳へ、そして美徳なき時代
- 17 徳としての正義—諸概念の変遷
- 18 美徳なき時代—ニーチェか、アリストテレス、トロツキーそして聖ベネディクトゥスか
「BOOKデータベース」 より