日本の米 : 環境と文化はかく作られた

書誌事項

日本の米 : 環境と文化はかく作られた

富山和子著

(中公新書, 1156)

中央公論社, 1993.10

タイトル読み

ニホン ノ コメ : カンキョウ ト ブンカ ワ カク ツクラレタ

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注記

参考文献: p. 228-231

4版出版年: 1994.1, 頁数: 232p, 参考文献: p. 228-232

内容説明・目次

内容説明

日本の山河は二度にわたる大土木事業の結果である。先祖たちはいかにして大地に刻みをいれ、今日の山、川、平野を作ってきたのか。『水と緑と土』の著者が米を通して日本の歴史を検証。一滴の水も森林も古墳も、さらにはコンピュータに強い現代人の特質までも米の文化の所産であることを説き、日本人が米作りを放棄すれば環境も文化もアイデンティティも失うと警告する。土木の世界に光を当て、農業の価値を新しい視点から捉え直す。

目次

  • 序章 吉野ヶ里はなぜ滅びたか
  • 1 稲は命の根なり
  • 2 米の文化、古墳
  • 3 列島改造の仕上げ、条里制
  • 4 第二の列島改造
  • 5 技術の秘密、和算
  • 6 木を植える文化
  • 終章 風景を読む

「BOOKデータベース」 より

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