書誌事項

いま、なぜ民族か

蓮實重彦, 山内昌之編

(UP選書, 268)

東京大学出版会, 1994.4

タイトル別名

The nation and ethnic groups

いまなぜ民族か

タイトル読み

イマ、ナゼ ミンゾク カ

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注記

参考文献: 各章末

シンポジウム「いま、なぜ民族か 地域と文化の再構築」(1993年7月17日於東京大学教養学部)を元にしたもの

欧文タイトルは標題紙裏による

収録内容

  • 民族問題をどう理解すべきか : 二十一世紀の新パラダイムの構築に向けて / 山内昌之 [執筆]
  • 中華ナショナリズムと「最後の帝国」 : 中国 / 村田雄二郎 [執筆]
  • 中国非主流地域のサブ・ナショナリズム : 台湾 / 若林正丈 [執筆]
  • 海と陸をつなぐ地域アイデンティティ : 東南アジア / 古田元夫 [執筆]
  • 政教分離主義(セキュラリズム)と基層文化・ヒンドゥーイズム : 南アジア / 長崎暢子 [執筆]
  • 文化多元主義の行方 : アメリカ / 能登路雅子 [執筆]
  • インディヘナと揺れる綱 : ラテンアメリカ / 木村秀雄 [執筆]
  • 民族自決から地域自決へ : 旧ユーゴスラヴィア / 柴宜弘 [執筆]
  • 「新東欧」と独立国家共同体 : 旧ソ連圏 / 中井和夫 [執筆]
  • 国家統一と地域統合 : ドイツ / 足立信彦 [執筆]
  • 移民という「新しい民族問題」 : フランス / 増田一夫 [執筆]
  • ヨーロッパ統合とアイデンティティの重層性 : EC / 木畑洋一 [執筆]
  • 映像のなかの「民族」 : 沈黙を追悼する / 蓮實重彦 [執筆]
  • あとがきにかえて : 英文学とナショナリズム / 中村健二 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

冷戦後世界の各地で多発する民族問題・紛争の背景には何があるのか。本書は、歴史、文化、宗教、国際関係にわたって、様々な地域の民村をめぐる様々な問題の根源と文脈を考察する。東大地域文化研究シンポジウムの成果。

目次

  • 序章 民族問題をどう理解すべきか
  • 第1章 中華ナショナリズムと「最後の帝国」
  • 第2章 中国非主流地域のサブ・ナショナリズム
  • 第3章 海と陸をつなぐ地域アイデンティティ
  • 第4章 政教分離主義と基層文化・ヒンドゥーイズム
  • 第5章 文化多元主義の行方
  • 第6章 インディヘナと揺れる綱
  • 第7章 民族自決から地域自決へ
  • 第8章 「新東欧」と独立国家共同体
  • 第9章 国家統一と地域統合
  • 第10章 移民という「新しい民族問題」
  • 第11章 ヨーロッパ統合とアイデンティティの重層性
  • 終章 映像のなかの「民族」

「BOOKデータベース」 より

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