江戸の親子 : 父親が子どもを育てた時代
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書誌事項
江戸の親子 : 父親が子どもを育てた時代
(中公新書, 1188)
中央公論社, 1994.5
- タイトル読み
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エド ノ オヤコ : チチオヤ ガ コドモ オ ソダテタ ジダイ
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内容説明・目次
内容説明
豊富な育児書や教科書が生み出された江戸時代の特徴は「父親が子どもを育てた時代」ということができる。「家」の継承に重きをおく社会では、子育てはいわば「公」のことであり、女を教導して良き子育てをすることこそ家の最高責任者たる男の義務であった。しかし、その意識も時代とともに変化し、自己愛の延長として取り組む父親像も見られるようになる。土佐藩士の記した『燧袋』に、江戸後期の家族とこれを取巻く社会の実際を窺う。
目次
- 序章 楠瀬大枝日記『燧袋』の世界
- 第1章 家制度下における結婚と子ども
- 第2章 子どもの病と死
- 第3章 城下町の暮らしと子ども
- 第4章 教え学ぶ風景—手習い塾・藩校・サロン
- 第5章 江戸時代の子育てと『燧袋』
「BOOKデータベース」 より