中国、一九〇〇年 : 義和団運動の光芒
著者
書誌事項
中国、一九〇〇年 : 義和団運動の光芒
(中公新書, 1299)
中央公論社, 1996.4
- タイトル別名
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中国、一九〇〇年 : 義和団運動の光芒
中国一九〇〇年 : 義和団運動の光芒
中国1900年
- タイトル読み
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チュウゴク センキュウヒャクネン : ギワダン ウンドウ ノ コウボウ
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注記
河北省・山東省の地図あり
参考文献: p299-301
内容説明・目次
内容説明
一九世紀末、山東省に起きた義和拳・大刀会など小林拳の修得者による反教会闘争は、列強の侵略に喘ぐ清朝の「下から」の抵抗運動として急速に華北平原を席巻し、「文明」に対する「野蛮」の挑戦として、世界を震撼させた。この「義和団運動」を狂熱的排外運動あるいは反帝国主義運動と解して事足りるのか。本書は、通説に反してこれを、本来は相容れない儒教・仏教・道教の三教が混成した、文化帝国中国の挙国的千年王国運動と解する。
目次
- 序章 十字架と文化帝国
- 第1章 武林伝説—大刀会
- 第2章 梅花拳から義和拳へ
- 第3章 神拳から義和団へ
- 第4章 文化帝国の千年王国化
- 第5章 文化帝国の宣戦の原理
- 第6章 アンチクリストとの戦い
「BOOKデータベース」 より