文化を書く
著者
書誌事項
文化を書く
(文化人類学叢書)
紀伊國屋書店, 1996.11
- タイトル別名
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Writing culture : the poetics and politics of ethnography
- タイトル読み
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ブンカ オ カク
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注記
原著(Berkeley: University of California Press, 1986)の全訳
スクール・オヴ・アカデミック・リサーチのセミナー(ニューメキシコ州サンタフェ, 1984.4)で発表された論文
その他の訳者: 足羽與志子, 橋本和也, 多和田裕司, 西川麦子, 和邇悦子
参考文献: p507-535
第4刷(2019.5)の頁数: 548p
内容説明・目次
内容説明
1984年、サンタフェにて、「民族誌を書く」ことをめぐる文化人類学のセミナーが開かれた。人類学における「ポストモダン」の提唱者、クリフォード、マーカスをはじめ、クラパンザーノ、タイラーら、さまざまなスタイルを持つ人類学者が集まり、先鋭的な議論をたたかわせた。このセミナーでの発表をもとにして編まれたのが本書である。デリダ哲学、文学理論、歴史学などを交錯させながら、それまで自明とされてきた民族誌の方法論、そして人類学のあり方を根底から問い直す。人類学に新たな展開をもたらすとともに、社会科学、文学、文化研究などのさまざまな分野において評判を呼び、多大な影響をあたえてきた重要な著作である。
目次
- 第1章 序論—部分的真実
- 第2章 共有された場をめぐるフィールドワーク
- 第3章 ヘルメスのディレンマ
- 第4章 テントの入口から
- 第5章 民族誌におけるアレゴリーについて
- 第6章 ポストモダンの民族誌
- 第7章 イギリス社会人類学における文化の翻訳という概念
- 第8章 現代世界システム内の民族誌とその今日的問題
- 第9章 民族性とポストモダンの記憶術
- 第10章 社会的事実としての表現
「BOOKデータベース」 より