ジェイン・オースティン : 「世界一平凡な大作家」の肖像

書誌事項

ジェイン・オースティン : 「世界一平凡な大作家」の肖像

大島一彦著

(中公新書, 1343)

中央公論社, 1997.1

タイトル読み

ジェイン オースティン : セカイイチ ヘイボン ナ ダイサッカ ノ ショウゾウ

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注記

参考文献: p286-291

内容説明・目次

内容説明

世の多くの人達は日常を退屈と見なし、さまざまな形でロマンティックな世界に憧憬を抱く。ところがここにロマン主義の弱点を見抜き、持前の機智とユーモアと皮肉と諷刺で平凡な日常を非凡な喜劇的世界に転じた作家がいる。漱石が「平凡の大功徳」を心得た写実の大家と絶讃し、山本健吉が「世界で一番平凡な大作家の一人」と評した、英国の天才女流ユーモリスト、ジェイン・オースティンである。その生涯と作品の全貌を描く。

目次

  • 第1章 礼讃と批判
  • 第2章 時代と生涯
  • 第3章 『ノーサンガー・アビー』
  • 第4章 『分別と多感』
  • 第5章 『自負と偏見』
  • 第6章 『マンスフィールド・パーク』
  • 第7章 『エマ』
  • 第8章 『説得』

「BOOKデータベース」 より

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