書誌事項

神とゴッドはどう違うか

鹿嶋春平太著

(新潮選書)

新潮社, 1997.2

タイトル読み

カミ ト ゴッド ワ ドウ チガウ カ

大学図書館所蔵 件 / 156

注記

参考文献: p256-260

内容説明・目次

内容説明

西欧の“ゴッド”を我々は“神”と訳してきた。けれども両者の意味は桁違いにズレていた。我々は科学の移入に忙しく、そのことにはほとんど意を注がず今日まで来た。だがその差は、実に人間観・社会観から美感、文化、風俗までにわたって、東西の驚くべきギャップの源となっている。またそれはわが国の教会を痩せ衰えさせ、あるいは国家を国際社会の孤児にもしつつある。本書でその実状を示した。

目次

  • 「神」と「ゴッド」は大違い
  • 聖書の出発点は複眼的存在観
  • 東西「神」概念を対照すると
  • 「アイデンティティ」の意味が日本人にわかりにくいわけ
  • 西洋の造形美術にはなぜ「わび」「さび」がないのか
  • 米国のCIデザインはなぜ高価か
  • 江川・元木はなぜ巨人に執着したか
  • 「聖智」が明かす三島事件の構造
  • 有・アイデンティティ願望の生成と展開
  • キリスト教は「西洋の宗教」か〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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