帝国主義と世界の一体化

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帝国主義と世界の一体化

木谷勤著

(世界史リブレット, 40)

山川出版社, 1997.8

タイトル読み

テイコク シュギ ト セカイ ノ イッタイカ

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注記

参考文献: p88-90

図版出典一覧: 巻末

内容説明・目次

内容説明

帝国主義とはなにか。かつてそれは十九世紀末から二十世紀前半の植民地獲得競争やそれをめぐる世界戦争をさした。今われわれはそれを十七世紀から今日まで続く資本主義の「世界システム」の中で見直そうとする。かつて帝国主義といえば資本輸出や独占資本主義を思いうかべた。われわれはむしろ人や物の移動による世界の一体化、それに伴うナショナリズムや人種差別によって広がった民族間の対立、人の心の亀裂の深さに注目する。

目次

  • 帝国主義とはなにか
  • 1 多彩な帝国主義理論
  • 2 パラダイムの転換
  • 3 グローバリゼーション
  • 4 労働力の大移動
  • 5 支配・差別・排除
  • 6 ヨーロッパの分裂と「周辺」民族主義のめざめ

「BOOKデータベース」 より

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