書誌事項

「男の恋」の文学史

小谷野敦著

(朝日選書, 590)

朝日新聞社, 1997.12

タイトル別名

男の恋の文学史

タイトル読み

オトコ ノ コイ ノ ブンガクシ

大学図書館所蔵 件 / 187

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献初出一覧: p260-274

内容説明・目次

内容説明

惚れたが悪いか!我恋する、ゆえに我あり。恋は女のものなのか、相思相愛だけが恋なのか、苦しい片思いに身を焦がす、そんな男は「女々しい」のか、気鋭の研究者が試みる異色の日本文学史。

目次

  • 序 「片思いは恋じゃない」?
  • 第1章 「男の恋」—頂点と変容
  • 第2章 冷たい女の運命—中世の女性蔑視
  • 第3章 教科書が教えない恋愛—徳川期の「色道」思想
  • 第4章 坪内逍遙における「恋愛」
  • 第5章 「相愛」の呪縛—北村透谷
  • 第6章 「男の片思い」の復活—二葉亭四迷
  • 第7章 「感傷」と「性」の転倒—『蒲団』が『平凡』に与えたもの
  • 第8章 「女物語」と「男物語」の系譜—尾崎紅葉その他
  • 第9章 執着、未練、狂乱—近松秋江
  • むすび 『行人』を超えて

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ