ディラック作用素の指数定理

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ディラック作用素の指数定理

吉田朋好著

(共立講座21世紀の数学, 22)

共立出版, 1998.11

タイトル読み

ディラック サヨウソ ノ シスウ テイリ

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注記

参考文献: p[243]-248

内容説明・目次

内容説明

本書は、“局所指数定理(local index theorem)”の証明を紹介している。全体の証明の枠組みはキュレン(Quillen)の哲学、「ディラック作用素は接続の理論の量子化である」という原理によっている。指数定理の証明は多くの人々によって簡略化の努力がなされてきた。とくに理論物理との関連からの新しい見方によって見通しがよくなった面はあるが、証明の全体は決して簡単にはなってはいない。そのために初学者は、ときに全体として何をやっているのかわからなくなってしまう危険性がおおいにありうる。そこで指数定理の概略と証明の基本的な考え方のあらましを書いた。

目次

  • 1 作用素の指数
  • 2 多様体論からの準備
  • 3 特性類
  • 4 一般化ラプラシアンと熱核
  • 5 クリフォード代数
  • 6 ディラック作用素
  • 7 局所指数定理
  • 8 幾何学におけるディラック作用素

「BOOKデータベース」 より

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