西欧精神医学背景史
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西欧精神医学背景史
(みすずライブラリー)
みすず書房, 1999.12
- タイトル読み
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セイオウ セイシン イガク ハイケイシ
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注記
1979年, 中山書店刊『現代精神医学大系第1巻A<精神医学総論I>』に収録された論稿の再刊
参考文献: p203-219
内容説明・目次
内容説明
「人類史の中でヨーロッパとは何か」。若き日の著者をとらえつづけた問いへの答えを探りつつ、広範な分野の研究書を渉猟し、構築された異色の精神医学史。
目次
- 古代ギリシア
- ギリシア治療文化の外圧による変貌
- ヘレニズムに向かって
- ローマ世界とその滅亡
- 中世ヨーロッパの成立と展開
- 魔女狩りという現象
- 魔女狩りの終息と近代医学の成立—オランダという現象
- ピネルという現象—一つの十字路
- ヨーロッパ意識の分利的下熱
- ピューリタニズムと近代臨床
- フランス革命第一帝政時代と公式市民医学の成立
- 啓蒙君主制下の近代臨床建設
- 新大陸の“近代”
- 大学中心の西欧公式精神医学
- 力動精神医学とその反響
- 一九世紀の再展望二〇世紀における変化
- 西欧“大国”の精神医学
- 西欧“小国”の精神医学
- ロシアという現象
- “向精神薬時代”と巨大科学の出現
- 神なき時代の西欧精神医学
- ヨーロッパという現象
「BOOKデータベース」 より