貧困と飢饉
著者
書誌事項
貧困と飢饉
岩波書店, 2000.3
- タイトル別名
-
Poverty and famines : an essay on entitlement and deprivation
- タイトル読み
-
ヒンコン ト キキン
大学図書館所蔵 件 / 全447件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著(Oxford: Clarendon/Oxford University Press, c1981)の翻訳. 補論(Appendix A-D)は省略
参考文献: 巻末p5-43
講演「飢餓撲滅のための公共行動」: p243-280
内容説明・目次
内容説明
本書は、20世紀に世界各地で発生した「大飢饉」の原因が一国レベルの食料供給能力不足にあったという通説を否定し、人々が十分な食料を手に入れ消費する能力や資格(権原=エンタイトルメント)が損なわれた結果であったことを明らかにしている。著者の「不平等理論」の形成に大きな影響を与え、開発経済学に新たな地平を切り開いた実証分析の成果である。原書刊行後の研究成果を簡潔にまとめた講演「飢餓撲滅のための公共行動」を併せて収める。1998年ノーベル経済学賞受賞。
目次
- 第1章 貧困と権原
- 第2章 貧困の概念
- 第3章 貧困—特定と集計
- 第4章 飢餓と飢饉
- 第5章 権原アプローチ
- 第6章 ベンガル大飢饉
- 第7章 エチオピア飢饉
- 第8章 サヘル地域の旱魃と飢饉
- 第9章 バングラデシュ飢饉
- 第10章 権原と剥奪
- 講演 飢餓撲滅のための公共行動
「BOOKデータベース」 より