記憶と忘却の政治学 : 同化政策・戦争責任・集合的記憶

書誌事項

記憶と忘却の政治学 : 同化政策・戦争責任・集合的記憶

石田雄著

(明石ライブラリー, 23)

明石書店, 2000.6

タイトル読み

キオク ト ボウキャク ノ セイジガク : ドウカ セイサク センソウ セキニン シュウゴウテキ キオク

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内容説明・目次

内容説明

この本に収めた三つの部分は、敗戦から50年を契機に、著者が社会科学の方法的反省を試みた『社会科学再考—敗戦から半世紀の同時代史』を基礎として、当面緊急な課題と感じられる具体的な問題に即して三つの主題にとりくんだものである。発展主義と国民国家の思考枠組という日本の社会科学における宿弊を克服する試みを、現実分析の中で企図した。

目次

  • はじめに(過去と未来を結ぶ選択的行為としての記憶;権力状況の中における集合的記憶 ほか)
  • 1 「同化」政策と創られた観念としての「日本」(主題の設定—「同化」政策をどう見るか;発端としての明治国家形成—分裂の克服と「中央」の確定 ほか)
  • 2 戦争責任論50年の変遷と今日的課題(戦争責任意識の混迷から東京裁判へ—敗戦から講和「独立」まで;「独立」後における戦争責任の再検討—1950年代後半から60年代なかばまで ほか)
  • 3 従属的ナショナリズムと集合的記憶(はじめに—この主題をとりあげた二契機;集合的記憶との関連でみた従属的ナショナリズムの歴史的展開 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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