豚の文化誌 : ユダヤ人とキリスト教徒

書誌事項

豚の文化誌 : ユダヤ人とキリスト教徒

クロディーヌ・ファーブル=ヴァサス著 ; 宇京頼三訳

柏書房, 2000.11

タイトル別名

La bête singulière : les juifs, les chrétiens et le cochon

The singular beast

タイトル読み

ブタ ノ ブンカシ : ユダヤジン ト キリスト キョウト

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注記

カバーに"叢書Laurusラウルス"と記載あり

本書で引用した文献: p271-274

原著(Editions Gallimard, Paris, 1994)の全訳

内容説明・目次

内容説明

西欧社会の暗部を抉った現代の奇書。ユダヤ人はなぜ豚をタブーとし、憎悪するのか。キリスト教徒は豚を食しながら、なぜ豚を侮辱の対象とし、なぜ豚肉をタブーとするユダヤ人を豚呼ばわりして軽蔑するのか。—遠い昔の供犠の世界が南仏の農山村を媒介に現代に蘇る。

目次

  • 第1部 類似した存在(赤男;子供の世界;変身の円環)
  • 第2部 一つの血から他の血(ユダヤの雌豚;赤い復活祭;老ユダヤ人と若いキリスト教徒;小ユダヤ人)
  • 第3部 キリストの肉(豚の復帰;魂と血;骨が歌う)

「BOOKデータベース」 より

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